ますかけ線とは、手のひらをぱっと広げた時に、親指と人差し指の間から、小指のしたまでまっすぐな線が走っているものを指します。基本的には感情線と、知能線がつながってまっすぐてのひらを上下に二分しているものを指します。この手相は大変強運で、ますかけ線のほかに百握りや、猿線などとも呼ばれています。もともとの強運の上につかんだ運は絶対に放さないとも言われ、人の上に立つ強いリーダーシップをもつことから、天下取りの相とも呼ばれます。
ますかけ線はとても珍しく、希少な手相なので片手にあるだけでも相当にレアなので、両手に現れる人は本当に異例中の異例と言えます。めったにいませんが存在していることは確かです。手相にますかけ線が現れている場合、天才的にアイデアが豊富だったり人の思いつかないことをつぎつぎと生み出す能力にたけている場合が多いです。その分、普通の人が追いついてこられないスピードでものごとを考えるため、性格的には変わった人が多いとも言われています。
コミュニケーション能力にたけていることも多く、良い意味で人たらしなので、人を惹きつける魅力があります。集中力も抜群にあるため周りがびっくりするようなことをしでかしたりします。ただし、前述したとおり変わり者も多く、性格的にかたくなであるものや事象に固執することもあるので、能力があって強運であっても、周りに理解者とそれを発揮できる環境がないと開花しないことも多くあります。強運の人にありがちですが、人生としてはジェットコースターのように浮き沈みが激しいのも特徴で、好事魔多しで大失敗しても、勝負運も強いため大逆転に出ることも可能です。