手相にはますかけ線というものがありますが、これは大変めずらしいものとされています。手のひらを横に一本横断している線のことで、感情線と頭脳線がくっついて一直線になっているような感じです。このますかけ線があるのは100人に一人くらいとも言われており、貴重な手相といえるでしょう。このますかけ線の入っている人は、類まれな強運の持ち主とされていて、どんなに困難な状況に陥ったとしても、必ず這い上がってくるような人とされます。

ただ、変人・変わり者が多いという手相でもあり、ワンマンで人の話をあまり聞かないという傾向があるともされています。そのため人間関係で摩擦が起きやすい場合が多く、周囲から孤立してしまう可能性も低くありません。また、波乱万丈の人生になりやすいという特長もあります。人生のどん底に沈む時期があるかと思えば、いきなり急浮上して特定の分野で天下をとってしまったり、大出世を遂げてしまうようなこともあるのです。

こういう人ですから、周囲の人はハラハラさせられて気が休まることはないかもしれません。ますかけ線の持ち主の人の性格は、これまた普通の人には理解しがたいものである場合が多いです。感情線と頭脳線がくっついて一本になっているので、理性が勝っているとか感情が優先するとか、そういう具合ではなく、ある時は信じられないくらい冷徹だったり、またある時は感情を大爆発させてしまったりすることがあります。はっきり言って普通の人には理解しにくい人、それがますかけ線の持ち主かもしれません。

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