手のしわの長さや濃さに注目する占いの手相は丘にも注目して総合的に判断をする占いでもあります。これは手のひらにあるふくらみで、指の付け根あたりにそれぞれあるものと手のひらの中央や両脇にあるもの、手首の近くにあるものなどのことです。手相では丘にはそれぞれ意味があるといわれていて、その場所の膨らみ方と併せて判断をするのが特徴です。例えば手相の木星丘というのは人差し指の下にあるもので地位や権力などを意味しています。
ここのふくらみが大きいと権力を支配することや名声・野心などへの関心が大きい性格のひとだということです。物事を成し遂げる力のあるリーダー気質の人だともいうことができるでしょう。手相の金星丘というのは親指の付け根あたりにあるふくらみのことで生命線との間にありますが、ここが厚みがありしっかりしていると健康や体力があることが分かるようになっています。また愛情にもかかわるところなので愛情深いとみることや、健康的で色気もある人だと判断することもできます。
このように手のふくらみにも注目することで、その人の性格や気質などを知ることが出来るのが、手の相をみて判断をする占いの特徴です。手のしわの様子から鑑定することに比べるとそれほど一般的に知られてはいませんが、本格的に判断をするのなら手相では丘も併せてみることは欠かせません。木星や金星のほかにも土星・太陽・水星などの合わせて9つがあります。手のひらの中央にある火星平原という部分も合わせてみることになります。